国際運輸労連-ITF
メニュー トランスポート インターナショナル バックナンバー
HOME
ITFについて
ITF−所在地
リンク
ITFニュースオンライン
>> 最新号はこちら
その他ITF情報
>> 最新号はこちら
 
国際運輸労連(ITF)機関誌
トランスポート
インターナショナル >>
最新号はこちら
シーフェアラーズ
ブルテン >>
最新号はこちら
 
ITFニュースオンラインバックナンバー
ITFニュースオンラインバックナンバー
東京事務所
〒108-0023
東京都港区芝浦3-2-22
田町交通ビル3階
地図はこちら
TEL:03-3798-2770
FAX:03-3769-4471
mail:mail@itftokyo.org
>> 詳しくはこちら

グローバルユニオン

2004年7月 第16号
■今月のニュース
 
鉄道

国境を越えた組合の団結で多国籍鉄道会社に対抗


ジェーン・バレット

南アフリカ交通運輸合同労組(SATAWU)の職場代表と役員24人は5月、ヨハネスブルクでワークショップを開催し、南アフリカの国有鉄道会社、スポールネットのアフリカでの事業拡大の対応策を検討した。スポールネットはブラジル、アルゼンチンに加え、アフリカ18ヵ国以上で直接、あるいは間接的に投資を行っている。
このワークショップはITFが主催する2ヵ年の「スポールネット・イン・アフリカ」事業の一環。このワークショップに引き続き、スポールネットが大規模な直接投資を行っている各国で国内セミナーが開催されることになっている。「スポールネット・イン・アフリカ」の目的は、スポールネットの事業拡大で影響を受ける組合間のネットワークを構築することだ。スポールネットが進出先で遵守すべき、組合認知や最低労働基準に関する統一の行動規範あるいは枠組み協約(フレームワーク・アグリーメント)の交渉に応じることが望まれる。
南アフリカ政府は、SATAWUの強力な反対運動を受け、スポールネットの民営化を断念したが、スポールネットが他のアフリカ諸国の民間鉄道会社に投資することを奨励している。ワークショップの参加者は自らの反民営化闘争の経験を他国の仲間たちと分かちあい、スポールネットの進出先で労働者の権利や労働条件が切り崩されることのないよう、また、スポールネットの利益増大よりも進出先の経済発展が重視されるよう、SATAWUとして最大限、努力することを確認した。
また、スポールネットの経営幹部と会い、拡張計画について協議すること、会社側に労働者の交流活動資金を出させること、南アフリカにあるスポールネットの国際級訓練施設を他国の労働者にも利用させることを決意するとともに、スポールネットのアフリカでの事業内容を組合員に教え、グローバル化や国際連帯に対する組合員の理解を深めることも確認した。
ジェーン・バレットはSATAWUの調査・政策担当役員。ヨハネスブルク在住。
▲ ページトップへ
 
 
INDEX
最低労働基準の設定
欧州鉄道ネットワーク全域をカバーする労働協約の誕生
急成長する航空貨物輸送
急成長する産業分野で労組が直面する課題
期待される公正な処遇
航空労働者にも歓迎される「入国を許可された人々」の新たな保護法とは?
交通運輸保安
TI解説特集
暗い展望
フランスのトラックドライバーの窮状についてクリストフ・シクレが報告する
便宜港湾(POC)
隠れる場所などどこにもない
いつも笑顔で?
クルーズ船スタッフの厳しい現実
コメント
ハロルド・ルイスがITF近代化の重要時期を振り返る
一般
 
ニュース
読者の声
エアマーシャルに賛成ですか?
勤労生活
カンドラ港の日雇い労働者の生活
 
mail@itftokyo.org Copyright (C) 2004 International Transport Workers' Federation TOKYO All Rights Reserved.