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2004年4月 第15号
■今月のニュース
 
港湾

ムンバイ港のストライキで入札延期


ムンバイのトラック運転手がストを実施し、2,000人の雇用削減につながりかねない競争入札プロセスの延期に成功した。
ムンバイ・ポートトラストは、2003年4月にムンバイ港運営の入札を計画していたが、トラスト側がITF加盟の運輸港湾労組の組合員であるトラック運転手2,000人の雇用を保護する条項を入札契約から排除しようとしたことから、訴訟に発展していた。ムンバイ高等裁判所は労組の要求を退け、12月9日には入札プロセスが再開した。しかし、1月2日に組合員がストを行なうと、ムンバイ港のコンテナ輸送が一日で停滞し、その結果、ポートトラストは入札の再開を延期するに至った。運輸港湾労組のラーマン書記長は、「交運労働者にとって小さいが重要な勝利だ。組合員は、自らの生活を守るために力を合わせて闘う覚悟だ」と語っている。
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オランダのILO137号条約批准撤回を非難

オランダ政府がILO137号条約の批准を撤回するかもしれないと発表したことを受け、交通運輸労組の間に批判の声が高まっている。
港湾労働を規制する重要な国際労働基準である137号条約に背を向けるオランダ政府の動きは「オランダの安定と繁栄の土台となってきた三者構成モデルを崩すだけでなく、ILO条約そのものの権威を傷つけるもの」とITFのケース・マーギス港湾労働部長は主張する。
アート・ジャン・ド・グス社会・雇用大臣は批准撤回を発表するにあたり、港湾労働に欠員が発生した際、登録されている元港湾労働者を優先的に採用することに反対であることを、FNV(ナショナルセンター)と使用者団体に告げた。
批准が撤回されれば、港湾会社は137号条約が保護しようとしている労働者に代わって、未経験の安い労働者を雇う権利を得ることになる。(137号条約は、新技術の導入で解雇された元港湾労働者の優先雇用を規定している。)
「保安に関する関心が高まり、国際基準の重要性が認識されるようになった昨今、このような動きは、オランダや、ILOが重要な役割を担っている国連システムについて、どのようなメッセージを送ることになるのだろうか?137号条約に反対する人たちの中には、条約をよく読んでいない人もいるのでは?この条約の文言は良くバランスがとれ、使用者側にも有利な点が含まれている。われわれは、(オランダ政府の)この挑戦的な措置を深刻に受け止め、オランダ政府がしなかったこと−協議と事前協議−を進めていく」とケース・マーギスは述べた。
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民営化の弊害に立ち向かう南アフリカの労働者
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