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2004年4月 第15号
■今月のニュース
 
海運

クレーン事故は「よくあること」


今年初めにブラフ港(ニュージーランド)で発生した舶用クレーン事故は、ニュージーランド海事組合(NZMU)のトレバー・ハンソン書記長によると、相次ぐFOC船関連の事故の1つにすぎない。
この事故は、サウス・ポートに停泊中のタスマン・インディペンデンス号のクレーンから重さ数トンもの備品が岸壁に落下し、危うく港湾労働者にぶつかりそうになったものだ。
ニュージーランドでは、11月にもポート・チャーマーでマリタイム・フレンドシップ号のクレーンが転倒する事故が発生している。事故後、間もなく、ニュージーランド海事安全当局(MSA)は本船の調査に乗り出した。
MSAは最近発生した他の事故も調査し、一連の事故に傾向がないかどうかをつかみたいとしている。
「FOC船の安全性が強化されない限り、港湾労働者に死傷者が出るのも時間の問題だ」とハンソンは主張する。
「NZMUとITFは船舶の安全や労働条件を向上させるために、ニュージーランド沿岸および国際海運の規制強化を訴えてきた」とニュージーランドのITFコーディネーター、キャシー・ウェランは言う。
NZMUの中央執行委員はMSAや政府の安全衛生機関との特別会合に招聘され、労働者をこの種の事故から守るための対策を話し合った。
港湾の安全性の詳細は下記のサイトを参照のこと。
www.ilo.org/public/english/dialogue/sector/techmeet/messhpo3/
messhp-cp-b.pdf
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東欧:船員の福祉に関する議論

船員トラストの独立国家共同体とバルト諸国のための地域プログラムの一環として、最近リガで行なったITF会議で、ITFは旧ソ連諸国の船員と海運コミュニティーの福祉問題に各国政府と港湾局の注意を喚起した。同会議では、海上及び港における船員の福祉に関するILO第163号条約に関連する問題も検討した。
会議にはILOの専門家を含め60名が参加した。講演者の一人、ドイツのマルグリット・ウェトチェル国会議員は、独立国家共同体およびバルト諸国政府に163号条約を批准するよう訴えた。ウェトチェル議員は2002年にドイツが同ILO条約を批准した際の立役者でもあった。
これに対し、グルジアとロシアの代表者が向こう2年間に批准する可能性を示し、ウクライナもこれに続く可能性があると述べた。
ITFの船員トラストは、2000年1月より旧ソ連諸国で行なわれている100以上のプロジェクトに800万ドルを越す助成を行なっている。
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リトアニアに新船員センター

ITF加盟のリトアニア船員組合(LSU)は、リトアニアの船員福利状況に関する調査を実施したところ、リトアニアの水準がILO水準をはるかに下回っていることが判明、クライペダ港に船員センターを建設するという独自の計画を打ち出した。この計画によると、ILO173号勧告に基づいて(同勧告は特にレクリエーションルームや礼拝場所の設置を謳っている)、サイバーカフェ、ジム、バー・レストラン、教会が設置されることになる。
このプロジェクトはITF船員トラストから70万ドルの拠出を受けるとともに、キリスト教系の船員福利団体からの支援も得ることとなった。
「この新しい船員センターの建設により、これまでリトアニアに欠けていた船員への福利サービスが満たされることを望む」とクライペダのITFインスペクター、アンドレー・チェルノフは語った。
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民営化の弊害に立ち向かう南アフリカの労働者
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妊娠はご法度
スリランカの客室乗務員組合の闘い
安全を取り戻せ
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ロシア鉄道改革論の分析
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