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2008年4〜6月 第31号 |
■今月のニュース |
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ロジスティクス
100万労働者のグローバル・デリバリー行動日
ロジスティクス労働者100万人が12月5日、ITFとユニオン・ネットワーク・インターナショナル(UNI)および世界中の運輸労組によって組織された「グローバル・デリバリー行動日」に声を上げた。
この日、世界の交通運輸労組は、ロジスティクス会社に対し、自ら約束しているコーポレート・レスポンシビリティ(企業責任)を行動に移し、居住する国に関係なく全従業員の権利を尊重するよう、文書で約束することを要求した。
また、この日は、「ビッグフォー」と呼ばれるDHL、Fedex、UPS、TNTを含むロジスティクス会社の社員が、いかに重要な役割を果たしているかを示すチャンスも与えた。国境や企業を越えて社会正義を促進しようという行動日のメッセージを伝えるために、特別にデザインされた小包用テープ、ステッカー、ポストカードなどの資材が使われた。
ITFのデビッド・コックロフト書記長は、「これらの会社の中には、企業の社会的責任プログラムを率先して展開しているものもある。本社の所在国や組合の強い国だけでなく、全ての国の従業員の労働組合権を尊重してほしい。ロジスティクス企業がグローバルな思考を持たなければならないのと同様に、われわれもグローバルな発想から、関係者のグローバルなネットワークを構築している。ITF行動日は、関係者が相談し、比較し、今後の計画を立てるチャンスだ」と述べた。 |
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