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2004年10〜12月 第17号 |
■今月のニュース |
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民間航空
グローバル協約の締結
ブリティッシュ・エアウェイズ、イベリア航空、アメリカン航空、カンタス航空、エアリンガス航空、フィンランド航空、ランチリ航空、キャセイパシフィック航空を組織する各組合は、社会的責任に関する世界的な行動規範を各企業に調印させることを目指したロビー活動を展開しようとしている。
ワンワールド・アライアンスに属する航空労組は、6月初旬にニューヨークで会議を開き、組合権擁護、差別反対、安全重視に焦点を当てた行動規範の文言について合意に達した。
5月には、スカイチーム・アライアンスに所属するITF加盟組合が、プラハで会議を開き、その議場でチェコ航空がスカイチーム・アライアンスの航空会社として初めて行動規範に調印するという歴史的一幕が繰り広げられた。
欧州でチャーター便事業を展開するTUIグループも、現在、行動規範の調印を検討している。
ITFの次期航空部長のインゴ・マロスキーは、ニューヨークのワンワールド・アライアンス会議を「グローバルな社会的権利を航空会社において確立していくための第一歩」とし、これを歓迎している。 |
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