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2004年10〜12月 第17号 |
■今月のニュース |
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グローバル・ユニオン
アラブ労組のグローバル化の取り組み
アラブ7ヵ国のITF加盟組合が参集し、グローバル化の負の影響を食い止めるために経済政策立案への参画を要求した。
女性5名を含む、ヨルダン、パレスチナ、エジプト、レバノン、バーレーン、クウェート、イエメンの代表者28名がアンマン(ヨルダン)で開催されたITFと国際自由労連(ICFTU)共催のワークショップに参加した。
参加者はグローバル化が労働者に及ぼす負の影響を最小限に押さえるために、労働者も経済政策や労働法策定の意思決定に参画する必要があると訴えた。
国際アラブ労組連盟(ICATU)のサレー・ブロー書記次長は、変化に対応できる強い組合を作るためには、労組が民主主義と、財務面および政治面での独立性を保つ必要があることを強調した。
ITFのアラブ地域コーディネーターのビラー・マルカウィは、「アラブ諸国と国際労働組織の連帯も不可欠だ。アラブ地域の労組は、多国籍企業など、グローバル化する環境への対応能力を高めるためにもITFに加盟するべきだ」と述べた。
その他、会議では、組合員教育や研修の必要性、組合内の女性の役割拡大、安全衛生キャンペーンなどが話し合われた。
抑圧に苦しむパレスチナの交運労働者への連帯などの議論も行われた。
本誌が発行される頃にアラブ交通運輸労組のためのITF会議が開催されることになっている。 |
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ITF日本語ホームページ開設
ITFの日本語ホームページが開設された()。これにより、日本のITF加盟組合は交通運輸に関する国際的な情報に日本語でアクセスできるようになった。
ITFアジア太平洋地域事務所が運営するこのホームページには、ITFのホームページ(英語)に掲載されている情報が日本語で掲載されている。日本の加盟組合は自身のホームページにリンクを貼ってほしい。 |
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