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2004年10〜12月 第17号 |
■今月のニュース |
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労働組合権侵害
トルコ政府は直ちに介入せよ
トルコの路面運輸労働者が組合加入を理由に解雇されたことを受け、ITFはトルコ政府の介入を求めた。
もともと、ITF加盟のTUMTIS労組が、組合承認を要求したことが発端となり、イズミルの陸上輸送会社、スタンダード・カーゴ社が、TUMTIS労組から脱退しない労働者を解雇すると脅迫し、脱退しなかった組合員8名が解雇された。
解雇された労働者とTUMISの代表者が復職を求め、平和的デモを行ったところ、警察と共謀した暴力団が銃やナイフを持って乱入し、組合役員2名が負傷し、入院した。
ITFのコックロフト書記長は、トルコのエルドアン首相に宛てた書簡で、「これは明らかにILOが擁護する基本的労働権の侵害であり、欧州連合の精神に反する。スタンダード・カーゴは、解雇した労働者を直ちに復職させるべきだ」と述べた。 |
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