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2005年1〜3月 第18号
■今月のニュース
 
路面運輸

マースク米トラック運転手への嫌がらせ停止に合意


米国のトラック運転手労組、チームスターズは、デンマークのロジスティックス大手の多国籍企業マースクから、労働組合権を行使しようするオーナードライバー(持ち込み運転手)の嫌がらせを止めるとの約束を勝ち取った。
チームスターズによると、マースクの米国トラック部門と契約を締結する自営トラック運転手が不公正な労働条件に抗議したところ、会社側から嫌がらせや脅迫を受けるようになったという。
例えば、テネシーでは運転手が結社の自由権を行使しようとしたところ、損賠提訴で脅されたり、テキサスでもトラックのバンパーに貼られたチームスターズのステッカーを外さないと解雇すると脅されたりした。
しかし、チームスターズの代表団(ITFの代表を含む)がコペンハーゲンのマースク本社を訪れ、マースク本社、米国支社のブリッジ・ターミナル・トランスポートの幹部と話し合った結果、合意が成立した。ブリッジ・ターミナル・トランスポートは、前述の嫌がらせをしたとされているマースクの米トラック子会社。
マースクは、嫌がらせや威嚇行為を止めると約束するとともに、チームスターズが持ち込み運転手を自由に組織できると保証した。しかし、会社側は持ち込み運転手を「ビジネス・パートナー」とみなしているため、団体協約交渉は行わないと述べた。この点に関しては、チームスターズは会社側とさらに協議を重ねる予定だ。いわゆる「自営の」持ち込み運転手の組合権の問題は、ITF路面運輸部会にとってますます重要になってきている。(勤労生活を参照のこと)
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ITF統一行動日影響力を増す

2004年10月のITF国際路面運輸行動日は、全加盟組織の6割強の参加を集め、成功裏に終わった。国境封鎖、ビラ配り、労使協議などが世界各地で展開され、参加組織は労働条件改善や組織拡大の必要性を訴えた。
「統一行動日を活用して抗議行動を実施することは依然として重要だが、今日、オルグ活動や、共通課題を抱える港湾労組との合同行動を展開する組合が増えている」とITFの浦田誠内陸運輸部長は言う。
また、多国籍企業の労組間の国際協力も重視される傾向にある。例えば、英国に本社を置く多国籍企業、ファースト・グループ社の労働組合の場合、英国と米国の組合が活動を調整して、より大きな成果を狙った。比較的、労使関係が良好なイギリスでは、運輸一般労組(TGWU)の各支部がオルグ活動を展開すると同時に、現地支社の経営幹部にさまざまな問題を訴えた。一方、労使関係がより敵対的なアメリカでは、同社の施設建設地で集会やデモが実施された。
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