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2010年04〜06月 第39号 |
■最前線 |
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言語録
「争議行為が使用者の経済的利益と比べ、"不均衡"に大きな損害をもたらしてはならない、とする考え方は、バイキング訴訟で裁判官が考え出した言葉である。ITFとETF(欧州運輸労連)は、他の業界の仲間とともに、使用者の自由が労働者の自由に優先するとの考え方に抗議してきた」
2006年に欧州司法裁判所(ECJ)が下した判決は、ILOの最も基本的な基準である第87号条約(結社の自由および団結権の保護条約)違反である、とILO(国際労働機関)の最高法規機関が裁定した、との報道をデビッド・コックロフトは歓迎した。
「我々の迅速な抗議行動の結果、オサンルーが独房の監禁から釈放されたことに安堵している。しかし、オサンルーは、そもそも監禁されるべきでなかったのだ。国連の場で、イラン当局がどのような約束をしようとも、真正な労組活動家が、でっち上げられた容疑で投獄されるようなことが起こる限り、空しく聞こえるだけだ」
浦田誠・内陸運輸部長。マンスール・オサンルーが、独房から釈放されたとの報道を受けて。
「総会に出席したことで、女性の誰もが、自分がより強くなったと感じた。その女性労働者の決意と熱意が、ITFをより強くする。ITFは女性の活動に、多くの活気をもたらしてきた」
ITF女性委員会議長のダイアナ・ホーランド。2月に開催されたITF女性総会での演説で。 |
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