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ITFは、国際産別組織(GUF)のひとつである。 |
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すそ野の広い世界の加盟組合を有するGUFとして、ITFは、様々な労組の環境、文化、伝統を認識し、その多様性を受け入れる。包括的でグローバルな組織化の目標を実現することを追求しながら、1つだけでなく、各国の多くの組織化モデルや哲学を統合するために発展する。また、パートナーが異なれば、その進歩のペースも変わるということも理解している。 |
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成功した戦略的組織化および組織化手法における良い経験と成功事例は、ITFの戦略的組織化アプローチの中核的部分を形成する。それらは、書記局によって発展・調整される。 |
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グローバルな組織化は、絶えず進化するプロセスである。GUFとして、ITFは現場での改革、および加盟組織やそれ以外の場所での慣行の変化に絶えず目を配る。ITFは、成功事例や新規のアイデアを広める場として適している。そして、ITFの慣行が、最新の思考と経験に基づいたものであることを確保しなければならない。 |
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ITFの目標は、その組織化原則に定められている。それは、民主的な労組の一翼を担う者として、熱心な職場の労組活動家のネットワーク、組織率の上昇、労組の影響力の強化を通じて、労働者の力と連帯を打ち出すことである。 |
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成功する戦略的組織化活動は、プロジェクトに基づいている。プロジェクトは、明確に特定された戦略的組織化の対象を中心に展開し、状況に応じて、各国、地域、世界レベルで推進される。プロジェクトは、単独で、もしくは他のプロジェクトと共に、ITFの全体的な組織化戦略を補完するものである。 |
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この戦略およびプロジェクトに基づく計画は、我々の日々の重要な活動を超えた分野に我々の視点を向けさせる。グローバルな物流システムを視野に入れ、世界の貨物配送システムにおける主要なハブ・ルートに目を向けさせる。 |
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加盟労組の役割は、現場で実際の組織化を実行することである。GUFとしてのITFの役割は、書記局の活動を支援し、戦略的組織化目標を達成するために必要な施策やプロジェクトを調整することである。それによって、グローバルネットワークの弱いつなぎ目を確認し、世界の資源の方向付けを調整する。 |