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2010年04〜06月 第39号 |
■国際女性の日 |
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国際女性の日2010年
ITF加盟組合による女性労働者への呼び掛け。
3月8日以来、実施された活動のいくつかを紹介する。
バルバドス
バルバドス労組(BWU)が、3月6日、政府に対して、「ILO第156号家族的責任を有する男女労働者の機会及び待遇の均等に関する条約」を採択するよう求めるキャンペーンを開始した。BWUは、働く家族が直面する課題への意識を高めることを目的としている。
ベルギー
ベルギーの交通運輸労組が、アントワープの州政府庁舎で開催された「国連安全保障理事会女性、平和及び安全保障に関する第1325号決議に関する講義」に出席した。
フランス
フランスの運輸設備労連(FGTE)が、本部で討論会を開催した。社会学者、哲学者、研究者など、250人が参加した。
インド
南部地区鉄道労組(SCRMU)が会合を開き、数百人が参加した。
全インド鉄道労働者連盟(NFIR)が、研修会及び職場での成果を伝えるため、啓蒙運動を実施した。
交運港湾労組(TDWU)が開催した集会で、ムンバイ市長、副市長(双方とも女性)が講演を実施した。
全インド鉄道員連盟(AIRF)が「女性のための労組、労組のための女性」と題してセミナーを開催した。
インドネシア
ジャカルタ国際コンテナターミナル労組(TUJICT)とガルーダインドネシア客室乗務員連合(GIFAA)が、大規模な職域啓蒙キャンペーンを実施した。
イタリア
イタリア運輸連盟(FITCISL)が、この期間に、全国会議を開催した。全国レベルの調査を実施する予定。
ヨルダン
航空運輸・観光一般組合(GUATT)は、女性が機内でズボンをはく権利を含む、重要な職場での平等に関する要求を提示するため、ヨルダン航空の最高責任者との会議を開いた。また、同労組は、コールセンターの労働時間短縮や、空港で女性がお祈りをするための安全な場所を確保することも要求した。
ケニア
ケニア港湾労組(DUK)が、HIV/エイズへの関心を高めるためのイベントを計画している。このイベントでは、ロールプレー(役割練習)や歌唱を通じた啓蒙活動となる予定。
モンゴル
モンゴル鉄道労組連合(FMRWTU)が、勉強会、研修資料の配布、女性労働者問題に関する会合等、様々なイベントを計画している。
ナミビア
ナミビアの運輸労働組合(NTAWU)が、HIV/エイズに焦点を合わせたキャンペーンを実施した。同労組は、女性のエンパワメントへの意識を高めるため、女性による女性のための会合を開いた。
ナイジェリア
全国航空運輸従業員組合(NUATE)が、労組、女性の医療に関する講義をはじめとする様々なイベントを実施した。公開討論会のあと、女性問題への意識を高めるための集会を開く予定。
パプアニューギニア
海事労働者産別組合が、女性労働者に影響する問題を討議するためのフォーラムを計画した。
ロシア
ロシア鉄道員・交通建設労働者労組(TURTCWR)が、様々な行事や活動を計画した。同労組の会報は、労組運動と女性の歴史的側面に焦点を当てた記事を掲載した。
セネガル
航空・港湾労組(SUTAS)とダカール港湾労組(SATPAD)が、組合員募集運動を展開した。
南アフリカ
南アフリカ物流労働者連合組合(SATAWU)が、労働者の労働条件を改善するよう地域の企業に訴える活動を計画している。この活動の後、女性のために適正な労働条件を確保するため、要求覚書を使用者に届ける行進を実施する。
タイ
同国で、加盟組合協議会として協力しているITF加盟組合が、女性の日を記念するための行事に参加した。
トーゴ
トーゴ港湾・船員組合(SYNTRAPAL)が、女性の組織化、研修資料の配布などのITFの活動を説明するため、情報カウンターを設置するなど、様々な活動を実施した。
英国
ユナイトの女性委員会が、全ての組合員を対象に懇親会を実施した。
ジンバブエ
鉄道労働者組合連合(ZARWU)が、労組会議(ZCTU)と共同で、全ての労働者に均等な待遇を求めるデモを実施した。 |
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